奥秩父前衛 行人山 2010年1月23日

所要時間  9:41 車−−9:49 行人山 9:52−−9:56 車


東側から見た行人山 東尾根末端はススキ

 兎藪から下山し、根古屋集落へと下る途中に山名事典に名前が記載された小さな山が2つある。東側の標高870mの行人山と、西側に位置する標高788mの城山である。まずは行人山へと向かうことにする。一番楽なルートは山頂東の林道と接する場所から登ることだろう。ちょうどそこには車1台が置けるスペースがあった。

ススキを越えると歩きやすい植生 廃道らしき凹みが続く
山頂東側の祠 山頂西側の祠

 枯れたススキの藪を少し潜ると松を中心とした樹林の斜面に変貌、藪はなくて快適に歩ける。少し登ると明らかに道形と思える凹みがあったが、最近歩かれた形跡は皆無だった。その凹みを辿って登っていくとなだらかな山頂の一角に到着。樹林に覆われて展望はない。祠が少し離れて2つあり、たぶん西側の祠の方が少しだけ標高が高いと思えた。昔は祠に参拝しに地元民が登ったのだろうが、過疎化高齢化とともに忘れ去られた存在になっているようだ。

 帰りも同じルートで下る。

 

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